強がり女と意地悪男



「そう。ライオン。んで君名前なに?」

藤咲は俺の着ている制服を凝視する。

「雛形昴。」

俺がそう言うと藤咲は何か思い付いたように、
あっ
と小さく言った。

「雛形君バスケ部だよね?
しかも四番?」

ああ。たしか隣校の学校にも似たような顔の女子がいたような。