「「!!」」 私達の視線は細谷君に集まった。 もう一度、ゆっくり開く瞳。 そこには、ちゃんと光が宿っていた。 「秋名!!」 竜の呼び声に細谷君はこっちを見る。 「あれ、竜?それに三田村さんも…何して…ーー?」 細谷君の言葉は止まった。 キョロキョロと辺りを見渡す。 「ここ、保健室?何で俺…こんなとこで寝てんだ?」 「何も覚えてないのか?」 竜の言葉に細谷君は首を傾げた。 「覚えてない?…何のことだよ?」 「細谷君、屋上で倒れたんだよ?」