お願い…私を置いていかないで 私を独りにしないで… 亮平っっ………… 「…いな!愛菜!愛菜ってば!!」 私は名前を呼ばれ目を開けて声のした方をみたらそこに親友の濱田 麻里がいた 「夢かぁ…」 「愛菜、もしかしてまた亮平くんの夢みたの?」 「うん…」 私はさっきまで見ていた夢を思い出した 「あの日からもうすぐ1年になるんだね…」 麻里に言われ、そういえばそうだなと気づく 「早いね… もうちょっとで亮平の命日か…」