そしてあたしの頬に手を添えると、



「会長は俺専用のメイドだから。二人の時間は誰にも邪魔されたくないし」



不敵な笑みを浮かべてそう言った。



「なっ……お前は何様のつもりだぁ!!」



ドカッ!



あたしは湊谷を突き飛ばして立ち上がった。



「見て分かるでしょ。アメリカ海軍の長だって。俺偉い人」



「お前はそんなもんの方より江戸時代の下人の方がお似合いだ、馬鹿湊谷!!!」



「酷いなー会長。俺は会長の事を―――……」



「黙れ喋るなハゲ!!!」



「………」





メイド率2% 文化祭fin...