「そーだよ。会長はいっつもそうだ。男が嫌いだからって女子の味方ばっかして結局、厳しい校則があんのは男子だけだろ」
「最初の頃は我慢して会長の言ってる事を理解しようとしてたけどよ……」
「そんな上からエラそーに命令されて……聞こうと思えねぇよ」
…そうか。
“そのうち身動きとれなくなるよ”
湊谷のあの言葉はこの事だったのか……
“敵対心むきだしにしてたらそりゃ男も敵対するよ”
全て…湊谷の言う通りだ……
…こうなったのは全てあたしの責任だ……
「…お願いします…喫茶店…女子達と一緒にやってあげて下さい……」
あたしが男子達に深々と頭を下げるとざわつき始めた。
「…今更そんな事言われたってな……」
「もう遅ぇよな……」
“出来れば男子達と仲良く過ごしたいんだけどね…”
…このまま女子の気持ちを裏切りたくない。
自分で、“きっと楽しい文化祭になるよ”とか偉そうに言っておいてこのまま引き下がる訳にはいかん。

