「この仕事が凄く好きなの」
カスミさんは誇らしげな顔で言う。
「タダの趣味でこの店を築きあげたのもあるけど、それだけじゃないわ」
「え?」
「自分の好きな事を“夢”として形にする。そして、このメイド喫茶に来てくれたお客様たちが笑顔で喜んでる顔が見たいの。…楽しい時間を誰かと共有するのって、」
「……するのって…?」
「…凄く素敵な事だと思わない?」
誰かに喜んでもらえたり…
…楽しい時間を……
誰かと共有、する…?
「だから相手に楽しい時間を過ごしてもらいたいなら、まずは自分たちがこの仕事を楽しまなくちゃいけないのよねー」
そう言って、「あはは☆」と少しやんちゃに笑うカスミさん。

