「もー店長、また暴走してー。藤ちゃんにオタッキーな話は日本語の分からない外国人に日本語で道案内するのと同じですよー」
すると、カスミさんと仲のいい水木さんがやってきた。
「はは、そうだったわね」
カスミさんはあたしの肩から手を離すと、口元に手をあてて笑った。
「す、すみません……話が読めなくて…」
あたしはとりあえず謝罪しておいた。
「あ、いいのよっ!!私が勝手に暴走してるだけだから…!」
「店長は一回スイッチが入っちゃうとすぐ暴走しちゃうんだからー」
※水木さんは優しい顔してたまに腹黒い、妹キャラ大好き25歳。
「藤ちゃんは天然な部分もある、価値の高いキャラなの!!よくぞうちに来てくれた!!!」
「店長ー、暴走もほどほどにしておいて下さいよー。…他のご主人様がお待ちなので行ってきまーす」
そういと水木さんは接客に戻って行った。
「コホンッ…ちょっと熱くなりすぎたわね……」
カスミさんはそう言って咳払いをすると語り始めた。
「藤ちゃんの性格だと、ちょっとこの雰囲気は辛いかもしれないけどでも、店側としてはしっかり働いてくれて凄く助かってるのよ」
………、
「…藤ちゃん、私ね?」
………?

