っつか、丸聞こえなんですけど。
「紅ちゃん、これ喫茶店のメニューリスト」
そう言って一人の女子があたしに紙を差し出してきた。
「あぁ、ご苦労さん」
「でも…いいのかな、本当にこれで……」
「何がだ?」
「何かあたし達が勝手に決めちゃってるみたいで……」
「やむをえん。あのままだと2-3は何も出来なるからな。とりあえず今は喫茶店にしておいて、後から男子の意見を交えよう」
「…できれば、あたし達は男子と仲良くこの文化祭を過ごしたいんだけどね……」
……そうか…。
女子達はただ男に怯えているだけだと思っていたが……
やっぱこう言う行事ごとは皆で仲良くやりたいんだな…。
「――大丈夫だ。あたしも出来るだけ男子たちと向き合う。…きっと楽しい文化祭になるだろ」
「…そうだね。ありがと紅ちゃん」
そう言うと2-3の女子達は生徒会室から出てった。

