好き、だけじゃダメ。



「侑…?」

「あ、ごめん…。ケータイ、出て来るね」

そう言ってあたしは、
教室を出た。





…………眞貴があたしを、
ジッと見ていたことにすら
気づけないくらいあたしは。



あまりにも意外な電話に
動揺していた。