修羅の荒野〜バトルロワイアル

「先生。私、シュウさんの手当ての為、保健室に行きたいのですが」
 その最中、マリアが投げ掛けた。

「馬鹿、良いって」
 益々紅潮するシュウ。

「そうだね。だけど余震が来る恐れがある。安全に気をつけて行ってくださいね」


 こうして教師の了解を得たシュウとマリアは、治療の為保健室に出向いたのだ。