小学生二年生のころ。
テストが早く終わって時間が余ると、後ろの白いところに絵を描いていいって、先生が許してくれた。

絵を描くのが大好きだから、絵を描くためにテストを早く仕上げた。

描くのはいつも同じ絵。

丸い柵にかこまれた、小さな家。
そこに、わたしと犬がいる。
チューリップが咲いていて、犬とわたしは笑っている。

それだけの、絵。

いつもいつも、わたしと犬と、小さな家。

そのころから、わたしは、ひとりになりたかったんだ。自由きままな生活がほしかったんだ。