でもお店も開いてない…、どうしよう。 しかも礼羅の家はお父さん帰って邪魔しちゃ悪いしな… 「有菜ちゃん」 「え?」 振り向くと高秋くんと千秋くんがいた。 「どうしたの?」 「いや、ちょっとね…、ふたりともどこか出掛けるの?」 「ああ、これから兄弟みんなでお見舞い行くんだ、先に他の兄弟も行ってるし」