そばにいてくれたからⅢ




そうだ翔子といっしょにいればいいんだ。



「ねぇしょう…」


「あれ?有菜ちゃん?翔子ちゃん?」



光太郎くんがやってきた。



「光太郎くん!」


「ふたりとも暇ならいっしょにカフェでも行かない?」


「ええ!?」



翔子は顔が赤くなる。