「桃、離れろ」


「やだ!」



桃ちゃんは進二さんの言うことを聞かない。



「…お前はもう俺と住めないんだよ」


「やだ!!パパがいい!!」



桃ちゃんは泣き始めてしまった。


すると進二さんはしゃがんで桃ちゃんの頭を撫でた。