そばにいてくれたからⅢ




あたしはドアを開けた。


いたのは進二さんの元奥さんだった。


息切れしてて慌ててるようだ。



「どうしたんですか?」


「桃が…いなく…なったの…!」


「え?」



桃ちゃんがいない!?