「でも有菜ちゃん悪いね、わざわざこんな時間まで」 「いいんです」 「なんか飲み物あげるから座って座って!」 「はい」 進二さんは立ち上がってキッチンの中に入った。 あたしは席に座ると香水のにおいを感じだ。 きっとここに元奥さんが座ったんだ。