「有菜ちゃんは男どもと桃のそばにいてやれ」


「はい…」



進二さんはそう言ってカウンター席のほうに戻った。


進二さん、スーツ着るとかっこよさが増してくるな…


いつもと違う感じ…


すると礼羅たちがテーブル席のほうに来た。



「桃ちゃんもう寝た?」


「うん」


「じゃあ起こさないようにしなきゃね」