いつの間にか礼羅が温かくてあたしは礼羅に抱きしめられたまま寝ていた。 朝起きるとちゃんと布団に寝かせられてた。 けどソファに礼羅が寝ていた。 ずっとあたしのそばにいてくれたんだ。 「ほんと有菜ちゃん好きなんだね」 「お父さん!」 礼羅のお父さんは寝ている礼羅の姿を見ながら笑う。