ふっ…と、優しくふきかけられる息。


「んっ…」


体がぼわっと熱くなって、身じろぎする。


そんなあたしをさらにきつく抱きしめ、清水祐都はあたしの耳に顔を近づけた。


「髪撫でられると弱いんだ?
ベタだな」


「…っ!?」