オレ様婚約者と甘いKiss【完】

「えっ!?
なんで…?」


「バーカ
さっき、気に入ったって言っただろ?」


「ち…
ちょっと!
勝手に決めつけないで!
あたしには翼――…」


翼くんの名前を出そうとしたあたしの口を手でふさいで、清水祐都はクスっと笑った。


「翼には渡さねぇよ?」