オレ様婚約者と甘いKiss【完】

ベッドにバフっと倒れて、お布団をバサッとかぶって、翼くんの登場を待っていると――…


「マジやべぇ」


聞こえてきたのは、清水祐都の大爆笑。


「いつオレがいじめたよ。
つーか、ぶっ倒れたって、おまえ、ただ腰抜かしただけだろ。
おまけに、素敵とか、助けてとか、王子とか?
おまえ、オレを殺したいわけ!?
超やべぇ。
腹がよじれて、笑い死ぬ」