オレ様婚約者と甘いKiss【完】

その様子は――…


「なんか、慣れてるっぽい」


2人の関係が親密なことを示していて、わかってたはずなのに、あたしはがっくりと肩を落とした。


ブロロロロ…


車が走り去ると、一呼吸おいて、あたしは祐都に声をかけた。


「祐都っ…
あのっ…」


「…ん?
誰?」