オレ様婚約者と甘いKiss【完】

きょとんとしながらも翼くんについて行くと――…


翼くんは、裏門から外をのぞいて、あたしを手招きした。


「小沢さん。
こっち来て」


「…?」


「あの車」


…って?


あの赤い小さい車がどうしたの?


そう思って眺めるあたしの前を、スッと人影がよこぎった。