オレ様婚約者と甘いKiss【完】

「祐都、どうしてるかなぁ?」


無意識にそんな言葉が口を伝う。


「やっぱ。
お姉さま方と遊んでるのかなぁ?
もしくは――…
元カノ?」


言いながらむなしくなって、あたしは机につっぷした。


「あーあ。
祐都と一緒に帰ったりしたかったなぁ」


「ふーん」


「で、帰り道。
一緒にアイス食べたり~」


「冬にアイスは寒いだろ」