オレ様婚約者と甘いKiss【完】

「やべ。
何度も言うようだけど、おまえ、んなにオレを笑わせんな。
腹がよじれて、笑い死ぬだろ」


「…失礼なっ!」


「はぁ?
失礼な…って。
誰のせいだと思ってんだよ」


それから数分、祐都は笑い転げ――…


笑いがおさまった頃、目尻に浮かんだ涙を指でぬぐった。


「おもえといると、ほんと、面白ぇな」