オレ様婚約者と甘いKiss【完】

無防備に眠る祐都の姿は、ちっちゃい男の子みたいで可愛くて、あたしは音をたてないように、足音をしのばせて祐都に近づいた。


「うわっ。
まつげ長――っ」


手で口を押さても、小さな声が漏れてしまう。


「うわっ。
お肌つるつる」


女の子みたいにキメの細かい綺麗な肌にびっくりして――…


ついつい、あたしは祐都の頬に触れてしまった。


その瞬間――…