「つーか、おまえが、茶の一杯も出さないのがいけないんだろ」


「ぐぅぅぅ」


コイツに…
コイツに茶なんて、贅沢すぎるわっ。


なにせ、今日でお別れだからっ。


そう思ったあたしがバカだった――っ!!


「記念に…」


「ん?」


「あのミルクティーは、記念に一生とっとこうと思ったのに!」