「えっ?」


えっ?
えっ?
え――っ?


それって――!?


立ち止って、まじまじと翼くんの背中を見つめる。


そんな、穴が開くほど見つめた先、翼くんは約束通り自販機の前で立ち止り、ボタンを押した。


「ミルクティーでいいかな?
いつも飲んでるよね?」