「瑠衣の人生なんだから、どんなことがあっても、瑠衣が決めてね」


「茜…」


「親の決めた、清水くんという婚約者を受け入れるのか。
それとも、好きって気持ちを貫いて、翼くんに告白するのか」


「…」


「どっちにしても、瑠衣が幸せになれる方を選んでね」