「那美は、本気で卓斗が好き??」


近くのファミレスに入り、注文し終わると水樹がそう聞いてきた


単刀直入すぎる...


私は、戸惑いながらチラリと水樹を見ると、真っ直ぐで真剣な目が私に向けられていた


「...す..好きだよ」


意を決して私は言った


卓斗君は私のこと見てくれていないけど


卓斗君の好きな人は、私じゃないけど





私は好きだもん。