「はぁ...」


「さっきから、ため息ばっかだな」


気付くと隣には、卓斗がいた


「悩み事?」


私はそう卓斗に聞かれ、口をつぐむ


だって、卓斗と那美は付き合ってるんだよ?


そこに、私の勝手な考えを言って、2人の関係をごちゃごちゃにしちゃたいけない。


だから、


「何でもないよ」


私は、卓斗にそう言って笑いかけると


「ふ~ん」


そういって、テレビの方に目を向けた


隠さなきゃいけないんだ。


雄二君が那美を好きなことを