4人の声が見事に揃い、私たちは思わず笑ってしまった


「ほんと、久しぶりだね。隣の人は、もしかして旦那様?」


水樹が私を見て、ニコニコしている


「うん。そんで、こちらが雄二の奥様。」


私が示す先を見て、水樹は


「わーお、雄二くんにはもったいないほど美人」


そう言って、雄二をいたずらっぽく笑いながら見る


「ほんとだよね~」


そして、私が少しおどける


「なんだと~!!」


すると、すぐに少しキレ気味になる雄二


「みんな静かに。周りの注目浴びてる」


それを、なだめるのが卓斗くん



何も変わってない

少し大人になっただけ