「すっかり仲良くなっちゃいましたね。昂大君と優華」 「そうですね。手なんか繋いじゃって」 「いいじゃん。仲良くないよりは」 入学式が終わり、その帰り道 私と雄二、そして雄二の奥さんで夕食を一緒にという話になった 「うちの夫も賛成だそうなので、仕事が今日は6時頃終わるって言ってたから、7時なんてどうですか?」 「ちょうど、夕食時だしいいんじゃね」 その言葉に、頷く雄二の奥さん 私たちはまた会う約束をして、わかれた。