考えてみれば、もう1週間は経つのかな...


噂が広がるのって、本当に早いんだなぁって思ったし、私って一人じゃ何にも出来ないんだなって思い知らされた


一人歩く帰り道は、足が重くて


「いつまで、続くんだろう...」


そう考えるだけで、毎日が憂鬱だった


ふと聞き覚えのある声が耳に入り、前を向くと


そこには卓斗君がいた