あの日以来


水樹に突き放されたあの日から


私は孤立した


水樹はもちろん周りにいた友達さえも私を冷たい目で見ている


原因は、わからない


でもたぶん雄二のことだろうとは思う


毎日、“人の彼氏に纏わりつくな”とか


“自分も男いるくせに、他の男とかありえない”とか


“水樹が可哀そう”とか


ひどいものは“死んで謝れ”とか