今日は卓斗君の家に行くことになった


親御さんは、夜遅くまで仕事って言ってたし、水樹は雄二の家に誘われたって言ってたし、なんと2人きりなのです!!


心臓がバックバクのまま卓斗君の家へと歩いていると、前の方から水樹が歩いて来るのが見えた


水樹も私に気付いたようで、手を振りながら駆け寄ってくる


「おはよ。今から?」


水樹の問いかけに私は頷く


「お互い、頑張ろうね」


水樹は私の肩をポンと叩くと、通り過ぎて行ってしまった。