警視庁新撰組課

―夜斗side―


袴の着方を間違えて無かったことに安堵し、一息ついて周りを見る





・・・・・・可笑しい。





部屋の中にいる人全員が私を食い入るように見ているのもある意味可笑しかったが、そういうのじゃない





嫌な感じがした。





「土方さん、そいつは?」




私が必死でこの嫌な感じは何なのかを考えているのに、長い髪を一つにまとめた私より3・4歳ぐらい上の人が土方さんに問い掛けた





ごめんなさい。貴方が悪い訳じゃないの分かってるんだけどイラッて来ちゃいました。





本当にごめんなさい。