警視庁新撰組課


「ま、とにかくそういう事だから、もう帰って良いんじゃない?」





「うむ。そうだな。いつまでも副長の部屋に留まる訳にはいかん。」





そういってぞろぞろと帰っていこうとした奴らのなかの数人を俺は引き止めた。




「斎藤に源さん、それから永倉原田平助はもう少しここで待っててくれ。」





呼んだ奴らの足が止まる。




呼び止めたは良いものの、いつあいつが風呂から上がって来るかが分からず山崎に頼んで見てきてもらうことにした。





・・・・・・それにしても、あんなんで納得するとは思わなかった。