「おい!!」 ―――ガシッ 後ろから腕を捕まれた あ、やっぱり私だったんだ 無視しちゃって悪かったなぁ・・・・・・ 「すいません、私だとは思わなくて・・・・・・ぇ。」 面目無いといった感じで振り返ると、後ろにいたのは、今で言う不良が二人ニタニタと気持ち悪い笑みを浮かべて立っていた 「きもっ・・・・・・。」 思わず声が漏れてしまい、急いで捕まれていない手で口を塞ぐ チラッと不良二人の顔を見ても、怒った感じは無いので、一先ず安堵した