「はぁ~それって山城(さんじょう)くんのこと??」 「そう!それそれ。どじょう君。」 「とじょうじゃないから" 舞沙。知らないの?学園の王子様的な存在なんだよ!!」
「・・・ふーん・・・」 「ふーん。じゃないから"。 舞沙は何組??」 「4組。」 「同じクラスだよっ♪」 「やった!」 話している間にクラスに着いてしまった。
クラスに入った瞬間、黄色い歓声が飛び回った。女の子たちの声ばかりが聞こえてきた。女1「あの子たちが池中(いけちゅう)しらゆき姫ふたりぐみでしょ??」 女2「ちょー有名だよねっ!!」 舞沙「亜音!!なんでみんなこっち向いてるんだろう? しかも、しらゆき姫ってだれ?童話かな?」 「はぁー。舞沙の天然がまた出た。」 「今、何か言った?」

