そうこうしているうちに
家を出る時間。
最後に全身鏡を見て
バックを持ち
家をでる。
「おっす!!」
そこで待っていたのは
幼なじみのマナブ。
マナブとは、幼稚園から一緒で
クラスも離れた事がないくらい、一緒にいる。
しかも、こいつモテる!
身長は高いし
スポーツは出来るし
顔は私から見てもソコソコいける。
勉強はダメだけど(笑)
だから結構女の子扱い慣れてんだよなぁ。
ムカつく!!
「おい!依梨華きいてるか?」
「あ、うん。…何?」
聞いてないけど
「はぁ。もういい。」
曖昧に笑いごまかす。
えっと…。
「あ、今年もクラス一緒かなぁ。」


