君は僕のやんな?




あー、ボクん席から
屋上見えんねん…




君、またしょーもないことで


泣いてんねやろ?




ボク、君泣いてんの
ほっとけへんねん。



せやから



屋上来てもーて




しばらく屋上のドアに
もたれてたんやけど


君、気づかんと
わんわん泣いとーて



可愛いーか細い声で
ボクんこと呼んだ




んなキョトンとせんでも


茶色の瞳がこぼれそうやん。