逞はサングラスをかけた。





え...?



外は日が照ってないのに。



なんでだろう?




「ねぇ、逞?」



「ん?」


「何でサングラスかけてるの?」


「あぁ。俺、俳優だから。ご存知ない?」


あ。そか。そうだった。そうだった。



「案外これくらいでばれねーんだよ」


「ふぅ~ん」


「よし。いこーぜ」


「うん!!」