授業も終わり、俺は小野田と教室を出る。


「颯汰ぁん♪」

美紀ちゃんが俺の腕に絡みついてきた。



「美紀ちゃんもこいつにハマったなぁ」

少し呆れ気味に小野田が言った。


「だって颯汰すっごい上手いんだもぉん」