たまに仕事をしてると自分が何のためにいるのか分からなくなる。


やれればいいのに…。



「颯汰…あ…りがと…」


まだぽーとした顔で美紀ちゃんは俺に金を渡した。

「放課後もよろしくね♪」



「うん…」


俺は美紀ちゃんと別れて自分の教室へと向かった。