そして数ヶ月経ち、
あたしはもうバイトに慣れ、
あっという間に7月になってた

そしてあたしにちょっと遅い
春が訪れた。


相手は同じバイト先のキッチンで働く
神谷孝太くん。1個上の先輩
最初は顔に惹かれたけど、
すごい優しくてクールな人でタイプだった

ホールからたまにキッチンで見る神谷くんは
本当にかっこよくて、仕事なんて忘れていた

メアド聞きたくて、でも聞けない
そんな日々が過ぎていた。


神谷くんとは仲は悪くなかった気がする。

話しかけられたりしてたからあたしは
期待してたんだよ・・・馬鹿みたいに。