王子様の下僕






「あ…」

声の主を確めようと振り返ると
鬼の形相をした賢人が立っていた

「一人でクラスに入るつもりだったのか?」

「だって、賢人は違うクラスでしょ?」

上手く立ち回れたつもりだったんだけど…

「俺もこのクラスらしいから」

賢人は笑いながら言ってきた

「名前がなかったもん!!!」

春休みだけで十分大変だったのに
高校までは勘弁して~

私の願い、神様に届け!