家に向かう途中で走ろうとしたけど
きっとメイクは崩れるし
髪もぐしゃぐしゃになるだろうから
結局、歩いて帰った
家に着くと1分過ぎちゃってたけど
さすがに王子は気づいてないよね?!
「ただいま、入学式の用意はできた?」
王子はリビングにある
デジタル式時計を見ながら
「遅い!!約束より1分遅れたぞ」
そう応えたから私は本日
二度目の冷や汗をかいた
マズイ!!どんな仕打ちがくるか
わかんないから早く謝っとこ
「ごめんなさい」
いつものように謝ると王子は振り返り
私を見るや否やピクリとも動かなくなった


