王子様の下僕






何が面白いんだろう?

不思議に思って佑樹に目をやると

まるで腰の抜けたように座り込んで
顔は青ざめていた

「佑樹?大丈夫?」

心配になって頬を触ると
今度は顔が真っ赤になって

「だ、大丈夫」

佑樹は下を向いて返事をしたから

「やっぱり、大丈夫じゃないんじゃ」

心配しながら私が言ったら
佑樹ママがまた笑いながら

「大丈夫よ、それより早く始めましょう」

と言って佑樹ママが私の手を掴むと
メイクルームに向かって歩き出した