「ずっと、好きだった…」 彼の目を見て言う。 彼はチラッと壁の向こうを見て あたしを見る。 その瞳は、 なにか決心がついた瞳だった。 「俺もお前がずっと好きだった。 今の彼女とは別れる。 俺と付き合ってください」